皆様こんにちは。
古河市の和食桃里です。
古河市には「御慶事(ごけいじ)」という地酒があります。
御慶事は同じく古河市の酒造会社、青木酒造さんが手がける純米吟醸酒です。
そんな古河市の地酒、御慶事が SAKE COMPETITION 2019 で特別賞を受賞しました。
この特別賞を受賞したことで2020年東京オリンピック開催期間が重なる6月から3か月にわたり、JAL国際線ビジネスクラスで提供されます。
古河市が誇る地酒が世界中の人にお愉しみいただくこととなりました。
桃里でも御慶事を取り扱っております。ぜひご賞味ください。

SAKEコンペティション
SAKE COMPETITION(サケ コンペティション) は、世界一美味しい市販日本酒を決める由緒ある品評会です。
「ブランドによらず消費者が本当に美味しい日本酒にもっと巡り会えるよう、新しい基準を示したい」という理念のもとに、2012年から始まりました。審査対象は市販日本酒のみで、審査方法は、完全に銘柄を隠し、日本酒の酒質のみで競うことに徹底しています。
ブランドや銘柄に左右されることなく、どんなブランドでも1位をとるチャンスがある品評会となっています。

青木酒造さんの受賞歴
受賞歴
2015年 SAKEコンペティション 3位入賞
作(ざく)や磯自慢を抑えGOLD賞を受賞
2019年 SAKEコンペティション 7位
御慶事 純米吟醸 雄町 が受賞し、JALにてご提供が決定
青木酒造 青木知佐さん

知佐さんが青木酒造を継ぐと決めたのは23歳のとき。
男社会と言われている「造り酒屋」の世界に飛び込みました。
7代目(父)は引き継いでもらえないと思っていたそうです。
知佐さんは「一生懸命作ったお酒を出来るだけ色々な方に飲んでいただきたい」という想いを持ち、「御慶事」を全国区にしたいとおっしゃていました。
まだまだ男社会の酒造り、できることは全部やってみて、駄目だったらそのあと考えるとポリシーを語っていただきました。
若者に日本酒の味、酒造りについて関心を持ってもらえるよう、味はもちろん、ラベルにいたるまでこだわり、様々なイベントを企画、参加していらっしゃいます。

「古河」は、古く「許我」(こが)と表記され、『万葉集』に当時の情景が二首詠まれ、奈良時代から渡良瀬川の渡し場として賑わっていたことが伺えます。
平安時代には、東日本最大級の“製鉄所”(川戸台遺跡)があり鉄や窯業の生産拠点でもありました。
室町時代後期から戦国時代にかけて古河公方の本拠地であり、江戸時代には古河城の城下町、日光街道の宿場町・古河宿が盛えていました。
関東平野の真ん中に位置していることから関東ド・マンナカ祭りの開催地となっております。都心へのアクセスや道路交通網の便が良い街として知られています。
近年では「日野自動車」を誘致するなど、製造業が盛んとなっております。古河市に根付く企業やお店が協力して行う街おこしは市民の皆様をはじめ近隣の方たちから好評を得ています。

七福カレー
古河市には唐辛子の取扱高日本一の企業「黒岩食品」があります。
同社では独自のカレー粉を製造しております。古河市にはこのように日本を誇る企業や歴史あるお店などが豊富です。
これらの企業やお店の協力を得て、街おこしとしてはじまったのが「七福カレー」です。
旧古河市内は「七福神」が祀られており、七福神めぐりを楽しむことができます。
カレーの付け合わせといえば「福神漬け」、唐辛子といえば七味ということでカレーとコラボは大変相性が良く、各店舗で七種の具材が使われたカレーを楽しむことができます。

はなももウォーク
古河市は2000本の花桃が植えられており、「日本一の花桃の里」として知られています。
江戸時代、古河藩主の土井利勝が、領地に桃を植えさせたことに由来します。そんな花桃と、古河市の歴史を知っていただくためのイベントはなももウォークは毎年開催されております。
ラムサール条約に登録された渡良瀬遊水地や古河の城下町を歩くウオーキングイベントとして毎年たくさんの参加者がいます。
茨城県は日本酒に力を入れています。

実は茨城県は日本酒に力を入れています。
茨城県産の日本酒の認知度の向上させ、消費活動の活性化を図っています。その一環として、
「いばらき地酒ソムリエ認定試験」というものがあります。
この認定試験は、地酒について語り、おすすめできる知識をもった
「いばらき地酒ソムリエ」を認定する制度です。
無料で受講できます。
今年の応募は間に合いませんが、毎年やっていますのでぜひ受講してみてください!
桃里でもサポートさせていただきます。
桃里酒の会のお知らせ
